蜘蛛は孵化してしばらくすると、糸をつけたまま風に吹かれていきます。これが見られる頃から雪が降りだすため、この様子を「雪迎へ」といいます。
実際、見たことはないので想像で描いてみました。
子蜘蛛は上昇気流にのって、かなり遠くまで飛んでいくそうです。
このときクモの糸が吹き寄せられてできた綿くずのようなものが空中を浮遊することがありますが、これを英語では gossamer(ゴッサマー)といい、薄くて軽いものという意味でこの言葉が使われます。
- ゴッサマーリング(木星の一番外側の環)
- ゴッサマー構造(宇宙構造物の様式)
「サイエンスZERO」という番組で、石油を使わない新しい繊維である人工クモの糸を紹介していましたが、ここではクモでなく、クモ糸遺伝子の配列を組み入れた微生物に糸を作らせるということでした。
線虫を利用するがん検査が実用化に向けて進んでいるとのニュースもありましたし、エネルギーや医療やら様々な分野で "微生物きてるな" と感じる今日この頃です。