竹は蘭、菊、梅とともに四君子といわれています。竹を割ったような性格というのも君子の特性ということでしょうか。
夏の季語に「竹婦人」(ちくふじん)というのがありますが、これは竹を編んで作った抱き枕のことだそうです。
寝苦しい夜に少しでも涼しく ということらしいですが、効果のほどはどうなんでしょうか。ネーミングからは、涼感というより、なまめかしいものを感じます。これを使った俳句にもそういうニュアンス漂うものが多い気がします。
熱帯夜には、冷却ジェル枕を愛用しており、竹婦人なんて前世紀の遺物かと思ったら、売ってました。