4/21(土曜日)、
上野東照宮の敷地内のぼたん苑に行ってみました。となりの上野動物園は、人が多そうですが、ぼたん苑はそれほど人がいないのでゆっくり見て回ることができました。
回遊形式の庭園になっていて、和傘がディスプレイされていました。冬の藁囲いもいいですが、こういうのもいいですね。花を長く咲かせておくために日当たりをコントロールする意味もあるのかもしれません。琴のBGMが流れていて、なんだか正月気分。
遅咲きの牡丹が咲いていますが、芍薬はまだつぼみのものが多かったので、いちばんの見頃とは言い難いようですが、十分楽しめました。
牡丹の他にも愛らしい草花がところどころに咲いています。
華鬘草(けまんそう)
苧環(おだまき)
牡丹は黄色の花のほうが香りがいいそうです。naobimは嗅覚が鈍いのでよくわかりませんでした。
ところで、唐獅子と牡丹は、よく一緒に描かれています。
唐獅子の唯一敵わないものが、その体につく虫(寄生虫?)であり、その虫は牡丹の花から落ちる夜露にあたると死ぬ
というところからきているそうです。
その虫のことを「獅子身中の虫」というのですが、大物が身内の不祥事などで失脚したときに使えそうですね。
入園料 700円はちょっと高いかと思いましたが、庭園の維持もたいへんなのだろうと思います。今年は例年より暑くて、花のイベントも前倒しになったりするので、会期中ずっと花を楽しめるようにしておくのはご苦労なことだと思います。
小学生以下は無料なのですが、ぼたん苑内で、お子さまの姿は全く見かけませんでした。そりゃあとなりのシャンシャンのほうが見たいでしょう。
インスタ映えする写真が撮れそうですよ。
5月中旬まで開催されているそうです。