やへむぐら 季節のイラスト

無料イラストと日々の雑感

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

夕顔別当

夕顔別当はエビガラスズメなど、スズメガ科の蛾の異称です。ホバリングしながら夕顔などの花の蜜を吸う様子はハチドリのようですが、エビに羽がはえて飛んでいるようにも見えます。 夕顔別当 夕顔別当という名前の由来を知りたかったんですが、なぜ”別当”な…

沙羅の花

夏に咲く椿なので夏椿ともいいます。お釈迦様が亡くなったときに咲いていたという沙羅双樹は全く別の植物で、日本では育たないことから、夏椿をこれに見立てて沙羅と呼ぶようになったということです。 沙羅の花 東京休日ランチ 休みの日はよく有楽町あたりを…

梔子の花

クチナシの花は香りもよく、庭木として親しまれています。一重咲きのほうが一般的かもしれませんが、近所では八重咲きのものが多いです。また、クチナシの実(山梔子)は古くから着色料として使われています。 梔子の花 歌手のビリー・ホリデイがよく白い花…

鵯上戸の花

ヒヨドリジョウゴはナス科の植物ですが、その実は小さな赤いものでナスっぽくありません。ヒヨドリがこの実を好んで食べるということかからこの名がついたそうですが、実際はあまり食べられていないようです。 鵯上戸の花 江戸山王祭 江戸三大祭のひとつ山王…

水中花

最近はあまりみかけない水中花ですが、さらに昔のものは形態が違っていたようで、水や酒杯に浮かべると花のように開き、中の模様が現れるようになっていたそうです。 なおびむは水中花というと松坂慶子を思い出してしまいます。(もしかして若い人は知らない…

擬宝珠

暦の上では初夏から仲夏となりましたが、東京は半袖では肌寒いくらいです。 ギボウシは葉の形が擬宝珠に似ていることからこの名がついています。 擬宝珠 擬宝珠とは、寺社や橋の欄干に付いているスライムみたいな形のやつです。 なおびむは擬宝珠といえば高…

金魚

庶民が金魚を飼うようになったのは江戸時代後期からということですが、エアコンもない時代、金魚や風鈴で涼をとっていたんでしょうね。 金魚 コーヒー豆を買うときはお店で挽いてもらっていたんですが、この間、お店の人に「ミルを持っていますか?」と問わ…