夕顔別当はエビガラスズメなど、スズメガ科の蛾の異称です。ホバリングしながら夕顔などの花の蜜を吸う様子はハチドリのようですが、エビに羽がはえて飛んでいるようにも見えます。
夕顔別当という名前の由来を知りたかったんですが、なぜ”別当”なのかはよくわかりませんでした。いま風にいうと、「夕顔長官」とか「夕顔次官」といったところでしょうか。
- 夕顔に集まる虫の中でも、恰幅がよくてちょっと偉そうだから?
- 昔の官吏の束帯姿が蛾に似ているから?
などと推測してみました。
東京でもオオスカシバなどの幼虫は見かけるんですが、成虫はなかなかお目にかかれません。