はかないものの象徴でもあるカゲロウですが、大量発生して地面を埋め尽くすこともあるようです。文字通り必死なんでしょうね。
蜉蝣
「かげろう」を漢字変換すると、ここでいう「蜉蝣」のほかに、「陽炎」、「蜻蛉」といった漢字も出てきます。
- 陽炎・・・日差しが強く風のない日に地面がゆらゆらして見える気象現象。春の季語。
- 蜻蛉・・・トンボのこと。秋の季語。昔はトンボもカゲロウも区別していなかったということでしょうか。
昔はトンボのことを「あきつ」ともいっていたらしく、神武天皇が日本の国土の形がトンボが交接している様に似ていると言ったことから、「秋津島」が日本国をさす言葉となったそうです。