龍田姫
夏のつつ姫に続き、龍田姫は秋をつかさどる女神様です。
これで四季の姫シリーズがでそろいました。
他に、季語の中でシリーズっぽいものを探してみました。
- 春 「山笑ふ(やまわらう)」
- 夏 「山滴る(やましたたる)」
歳時記によっては傍題(子季語)とされています - 秋 「山粧ふ(やまよそおう)」
- 冬 「山眠る(やまねむる)」
山シリーズです。
季語自体が擬人法になっていて、特に「山笑ふ」はかっこよさげなので使ってみたいですが、これだけで印象が強いので、初心者は返って凡庸な句になってしまいそうです。
- 春 「水温む(みずぬるむ)」
- 夏
- 秋 「水澄む(みずすむ)」
- 冬 「水涸る(みずかる)」
水シリーズもいけるかと思ったんですが、夏の季語で「水〇〇」は見つかりませんでした。以下憶測ですが、「水滴る」という季語候補があったけど、滴るのは水に決まっているし、文字数も抑えられるから「滴り」だけ夏の季語とした・・・とか。こじつけですが。