やへむぐら 季節のイラスト

無料イラストと日々の雑感

歳時記

鶴は長寿であることと夫婦仲がよいということで、おめでたい鳥とされています。 鶴 北九州に住んでいたころ、父が仕事で博多に行ったときはお土産を買って帰ってくれていました。そのお土産はなぜか「鶴乃子」か「にわかせんぺい」の二択でした。 どちらも定…

鎌鼬

「かまいたち」とは、寒風により出来た真空状態により皮膚が切り裂かれる現象、と言われていますが、実際にその現象が確認されたわけではないようです。 かまいたち イラストは妖怪としての「かまいたち」を描いてみました。 日本の妖怪が登場する映画で「妖…

山茶花

寒い時期にはサザンカの花が貴重です。 山茶花 写真を飾る デジカメで撮った写真をプリントすることは少なくなりましたが、たまには部屋に飾りたいというとき、うちではこんな風に飾っています。 樹脂のシートに渦巻き状の切り込みがあって、そこにカードや…

ホウボウ

ホウボウは、ヒレが羽や足みたいになっていて虫のような奇妙な外見です。 食べたことはないのですが、なかなか美味らしいです。身が少なそうですが刺身で食べてみたいものです。 ホウボウ 冬の季語に鍋破(なべこわし)というのがありますが、トゲカジカとい…

うつ田姫

うつ田姫は冬をつかさどる神様です。 うつ田姫がどのような姿をしているかは実のところよくわからなかったので、アナ雪のエルサを「なんとなく大和絵」風にしたら、というコンセプトで描いてみました。 うつ田姫 春夏秋冬それぞれをつかさどる女神様がいて、…

毎年、近くの運河に鴨がやってきます。今年も先発隊が到着しているようです。 鴨 古典風 新ハムレット (新潮文庫) 作者: 太宰治 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1974/04/02 メディア: 文庫 購入: 2人 クリック: 10回 この商品を含むブログ (32件) を見る …

急に冬らしくなってきました。 掛軸風にテンの絵を描いてみました。 貂 普段、野生動物を目にする機会はめったにありませんが、子供の頃は近所の河原でイタチを見かけたりコウモリに石をなげたりしていました。 先日、鴨川でキョンという鹿みたいなのが大繁…

柿落葉

柿の葉が紅葉して、地面に落ちていますが、よく見るとひとつひとつ色や模様も様々です。 柿落葉 最近気が付いたんですが、Windowsで、フォルダ内のファイルをファイル名で並び替えたら変な並びになってました。 1111 < 11AB < 1A11 < 22E2 < 2ABC という…

鼠黐の実

ネズミモチは、実が鼠のフンに似ていて、木が黐の木に似ているというのが名前の由来だそうです。なんで鼠のフンに例えるかな と思いますが、「ヘクソカズラ」とか「ママコノシリヌグイ」とかもっとひどい名前の植物もありますからね。 ネズミモチの実 いちお…

カトレア

冬の季語にはさびしい感じのものが多いですが、その中でもカトレアは珍しく華やかです。 七宝焼のブローチのようなイメージで描いてみました。 カトレア 人名漢字は難しい(つづき) 前回のつづきです yaemugura.hatenablog.jp ユーザー先にIPAmjフォントを…

最近はフクロウカフェなんてものが流行っていますね。 フクロウは知恵の象徴と言われているので、そのうち受験生も「フクロウ詣で」をしだしたりして。 梟 人名漢字は難しい 前に外字フォントについて書きましたが、まだ時々やっております。 yaemugura.hate…

アマダイ

真鯛はスズキ目タイ科ですが、甘鯛はスズキ目アマダイ科です。 名前に"タイ"がつく魚でも、分類上タイの仲間ではないものは「あやかり鯛」というそうです。ダジャレみたいですが。 アマダイ 最近スーパーで、"赤魚"とラベルの貼ってある冷凍の魚をよく買いま…

石蕗の花

花の少ない季節ですが、ツワブキが元気に咲いています。皇居周辺でよく見かけます。 石蕗の花 小学校のときのハーモニカがでてきたので吹いてみると、いくつかの音がでなくなっていて、もやもやして「新しいハーモニカ買っちゃう?」という考えが頭をよぎり…

ムササビ

宮崎の高千穂に旅行にいったとき、夜にムササビが飛んでいるのを見て感動した思い出があります。 ムササビの縄張り争いの様子を想像で描いてみました。 ムササビ 学ランの裏地の刺繍の図案にいかがでしょうか。といっても今どきの学生さんは学ランに虎や龍の…

季節のイラスト 冬

水炊き、もつ鍋・・・ 鍋のおいしい季節です。 冬のイラスト 一覧表示(フォト蔵) フォト蔵のページで画像をクリックして表示されるページで、オリジナルサイズの画像ダウンロードができます。 ご自由にお使いください。クレジット表記不要です。 冬の暦 20…

雪迎へ

蜘蛛は孵化してしばらくすると、糸をつけたまま風に吹かれていきます。これが見られる頃から雪が降りだすため、この様子を「雪迎へ」といいます。 実際、見たことはないので想像で描いてみました。 子蜘蛛は上昇気流にのって、かなり遠くまで飛んでいくそう…

連雀

連雀は渡り鳥で秋に日本にやってきます。飛来数は年によって、多かったり、全く見られなかったりするそうです。 連雀 みきゃんのピンチ ゆるキャラグランプリで、愛媛のみきゃんがトップを走っていましたが、ここへきて静岡の「出世大名家康くん」に猛追され…

仏手柑

仏手柑は鹿児島で生産されるミカンの一種です。酸っぱいので生食にはむきません。 フォックスフェイスも仏手柑のような鑑賞用のミカンだと思っていたのですが、ナスの仲間でした。 仏手柑 10年ぶりの東京モーターショー 土曜日に東京モーターショー2015に行…

菊は四君子(しくんし)の一つであり、秋を代表する花とされます。 蘭(春)、竹(夏)、菊(秋)、梅(冬)が、草木の中の君子とされ、東洋画で、これらを描くことにより基本的な筆遣いを全て学べるということです。 ペンタブ遣いも学べますかどうか。 菊 …

アナグマ

最近、九州にいないはずのクマがでたという騒ぎがありましたが、目撃者の絵からして、アナグマだとにらんでましたよ。(もしかしてみんな勘付いてた?) アナグマ 小説「指に傷のある女」(ルース・レンデル)に登場するローヴァット主任警部は、無口な刑事…

コケモモ

コケモモは花は夏ですが、秋に赤い実をつけます。 ジャムにして食べたりしますが、クランベリーとは別物だそうです。 コケモモ おススメ(?)コメディー映画 ダニー・トレホというコワイ顔の俳優さんは、いつもは悪人の脇役が多いんですが「マチェーテ」と…

キクイタダキ

菊戴は、頭に黄色の冠毛があるのでこの名がついています。オスには赤い斑があります。 キクイタダキ 鳥の絵は難しいです。かといって写真に撮ろうと思うともっと難しいです。 毎年、春になるとメジロをよく見かけるので、写真に撮ろうとがんばっているのです…

ツルウメモドキ

蔓梅擬。秋に美しい実がつくので、生け花や盆栽に使われます。リースにしてもかわいいです。 ツルウメモドキ テレビ録画が・・・ 先日、テレビ番組を録画していたハードディスクがぶっとんでしまいました。 家人がなんとかすると言ってましたが、しばらく家…

葛は秋の七草のひとつです。 葛 テレビで「和風総本家」を見ていたら、葛布という、葛の茎から作った織物を紹介していました。葛の根っこから葛餅ができますが、茎も利用されていたんですね。 葛布のシェードはいい風合いがでていましたが、ものすごく手間ひ…

野葡萄

ノブドウは、ブドウとは別属で食用にはできませんが、色とりどりの実がきれいで、盆栽として楽しむ方も多いようです。 野葡萄 ノブドウを食用にしないのは「不味いから」ということですが、「美味しいから」と言ってどんどん食べていいかというと、そうでも…

ムカゴ

ムカゴは秋になると山芋などの植物にできる肉球です。 以前知り合いから庭になってたというムカゴをたくさんもらったのですが、ゆでて食べてみると、とてもエグくて「食えたもんじゃない」と捨ててしまいました。えぐみをとるためには、塩水にしばらくつけな…

藍の花

藍の花はピンク色なんですね。染料をとるのは葉っぱからだそうですが。 藍の花 江戸時代は、徳島が藍の一大産地でしたが、全国で作られるようになりました。外国人が日本人の青い着物を見て「ジャパンブルー」というようになったらしいです。 藍色といっても…

桃吹く

コットンツリーのことです。棉の実から、桃のような形に綿がふき出す様子を「桃吹く」というそうです。 クリスマスの飾りに使われたりするので冬のイメージですけどね。 桃吹く 前に鳥取にスタバができたとかでニュースになっていましたが、愛媛では東急ハン…

セキレイ

鶺鴒は街中でもよく見かける鳥です。白とグレーのがよくうろうろしていますが、お腹の黄色いキセキレイというのもいます。こちらは四国の田舎にいるときでも年に1,2回しかお目にかかりません。 セキレイ GIFアニメーション その2 初めて作ったGIFアニメー…

大宰府天満宮の梅の木の下でひょうたん酒を呑むと、災難除けとなるそうです。 瓢 実家の全集ものの本を整理しようとしたのですが、買取してくれるところがみつからず(在庫過多だとか)、しょうがないので、少しづつ捨てることにしたんですが、その前にちら…