やへむぐら 季節のイラスト

無料イラストと日々の雑感

歳時記

馬酔木の花

アセビは有毒で、馬が食べると酔ったような状態になるから馬酔木と書くそうです。小さくて白い花が房になって咲いていますが、なんとなく魚卵を思い起こしてしまいます。 馬酔木 血族 血族 (文春文庫 や 3-4) 作者: 山口瞳 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日…

口紅水仙

「水仙」は冬の季語ですが、「口紅水仙」や「喇叭(ラッパ)水仙」などは春の季語として扱われるようです。 口紅水仙 yaemugura.hatenablog.jp こんな風に季語にはちょっとややこしいところがあります。 「菊戴(キクイタダキ)」という鳥は、別名を「松毟(…

紫雲英

レンゲ(蓮華)とよぶのが一般的なように思いますが、ゲンゲ(紫雲英)が正式な名前だそうです。 紫雲英 はちみつになったり、田んぼにすき込んで肥料にしたりと、人の生活に関わりの深い植物です。 とは言っても、最近は水田のすみっこにポツリポツリあるく…

三色菫

先月、有明のパレットタウン前にたくさんの三色すみれが植えられていました。その中のひとつをイラストに描いてみました。「ビオラ・ビビ・アステカ」と札に書いてありましたが、大きめのものをパンジー、小さめのものをビオラと呼ぶそうです。 三色菫 人間…

猫の恋

猫の発情期は春と決まっている訳ではないそうですが、ノラネコの場合、暖かいほうが子育てしやすいので、この時期恋のから騒ぎを始めるのでしょう。 猫の恋 昨今、「ネコノミクス」だ「猫の日(2月22日)」だと猫株急上昇ですが、夜中にナーナー鳴かれるとう…

金縷梅

マンサクの花は一見地味ですが、よく見るとおもしろい形状です。 金縷梅 早春に咲くことから「まず咲く」->「まんさく」というのが語源らしいです。 鎌倉の東慶寺や円覚寺などでそろそろ咲いているのではないでしょうか。

龍天に登る

龍は、春先に雲をおこし、雨をふらせると言われています。 この間観た「ヒックとドラゴン2」の影響で西洋風の龍(ドラゴン)になってしまいました。 龍天に登る 2月14日は春一番が吹いて荒れ模様でしたが、これも龍の仕業だったのでしょうか。 その日、愛媛…

紅梅

暖かくなったり寒くなったり着るものに困る今日この頃ですが、梅の花も咲き始めました。 紅梅 今治 ABC祭り 旧正月のころ、着物の端切れなどを安売りする「えびすぎれ」という行事がありますが、愛媛県の今治でも先日「ABC(えびす)祭り」なるものをやって…

口笛のような鳴き声の鷽(うそ)です。雄の喉は赤い色をしています。 鷽 各地の天満宮で行われる鷽替え神事では、毎年、木彫りの鷽を新しいものに取り替えますが、この木鷽のほうがなじみがあるかもしれません。 「鷽」は春の季語ですが、「鷽替え」は新年の…

佐保姫

佐保姫は春をつかさどる女神様です。 春霞を織り出し、野山を春色に染めていきます。 佐保姫 冬の「うつ田姫」同様、イメージで描いてみました。 yaemugura.hatenablog.jp

片栗の花

早春の可憐な花です。鱗茎から片栗粉が作られますが、現在、市販の片栗粉のほとんどはジャガイモなどのデンプンから作られているようです。 片栗の花 100円ショップで発見 100円ショップで買ったマルちゃん正麺寄せ鍋風うどん 2人前×2で100円なので1人前2…

季節のイラスト 春

春は出会いと別れの季節と言いますが、花粉症には出会いたくないものです。 春のイラスト スライドショー 一覧表示(フォト蔵) 春のイラスト 春の写真 フォト蔵のページで画像をクリックして表示されるページで、オリジナルサイズの画像ダウンロードができ…

水仙

水仙は近所の土手や空き地でも咲いているのがみられます。どこかの庭からだんだん増えていったのでしょうか。 水仙 水仙の花ことばは「うぬぼれ」。ギリシャ神話のナルキッソスの話からきています。 イケメンでモテモテのナルキッソスは、言い寄る女性を、感…

雪兎

ウサギと雪の結晶で雪兎と題しました。(本当は雪を固めて木の実や葉を使ってウサギをかたどったものを指します) また、丸い枠は雪輪文といって昔から着物の柄などに使われている模様ですが、これは冬限定というわけではありません。 雪兎 急な出費 奥歯に…

日向ぼこ

大寒波襲来ということですが、今日の東京は日中いいお天気で、凍えるような寒さではありませんでした。 日向ぼこ ラブリーわんこちゃんの二匹もまったり日向ぼこ中 LINEスタンプラブリーわんこちゃん販売中 ブーツカットはどこへ ファッションの流行に疎いこ…

ロウバイ

この間まで暖かかったので、例年より1カ月ほど早くロウバイが開花してしまったところもありました。また寒波がきて植物もびっくりしているのではないでしょうか。 ロウバイ 選挙権年齢が18歳に引き下げられるようですが、若者たちのモチベーションはどんな…

寒茜

冬は日が落ちるのが早いですが、空気がすんでいるので夕焼けがきれいです。 寒茜 もうすぐ映画「ズーランダー2」がアメリカで公開だそうですが、1作目にこのあいだ亡くなったデヴィッド・ボウイが出ていたことを思い出しました。 ズーランダー [DVD] 出版社…

冬菫

スミレは春の季語ですが、春を待たずに咲くスミレを冬菫といいます。 冬菫 今朝東京では雪が積もっていました。今回は大丈夫そうですが雪がたくさん積もった日の翌朝、凍りついた道を歩くのがたいそう難儀です。ゴルフのスパイクシューズでもはいていたらす…

火鉢

昔の家は夏向きに造られていたので、冬は火鉢を置いてもなかなか温まらなかったでしょう。 現代の家は密閉性も高くなり、家の中ではあまり寒さを感じなくなりました。この冬わが家ではまだ暖房を使用しておりません。 火鉢 火鉢やストーブなどの暖房器具の他…

冬蕨

季語の冬蕨はフユノハナワラビのことを指します。8文字だと俳句に使いづらいということでしょうかね。 長く伸びた柄の先のつぶつぶは花ではなく胞子葉です。 冬蕨 四国に来ておりますがポカポカ陽気で、菜の花、レンゲなど咲いてしまっています。ローカルニ…

蝦蛄葉仙人掌

蝦蛄葉仙人掌・・・シャコバサボテンてなかなか読めないですよね。でも、よく見かけるのではないでしょうか。 蝦蛄葉仙人掌 「コーランを知っていますか」を読んでみました 昨今、IS関係の事件を耳にして不安を感じたりしますが、イスラム教についてはほとん…

八手の花

ヤツデは花は地味ですが、冬も青々とした葉にたくましさを感じます。 八手の花 冬の友 焼き芋 「もち吉」というお店の「ふくよか餅」というあられが大好きです。福岡のお店なので、福岡に行ったときには買って帰ったものですが、いつのまにか東京にもお店が…

羽子板

羽子板でつく羽根がトンボに似ていることから、蚊よけのまじないであったのが、江戸時代には邪気除けとして新年に女の子に贈るようになったそうです。 羽子板 前に魚のベタの絵を描いてみたものの、季節のイラストとはいえないので羽子板の柄にしてみました…

嫁が君

チューチュー鳴くやつのことですが、忌み言葉なので、正月三が日の間は「嫁が君」と呼びます。 嫁が君 なぜ、「嫁が君」なのかよくわかりませんが、夜中に嫁がこっそりお菓子をポリポリ食べている・・・というイメージなのでしょうか。

猿曳

今年は申年ですね。 猿曳とは、猿廻しのことでもありますが、昔は厩の戸口に猿が牛馬を引く絵を貼って、厩の安全を願ったそうです。 猿曳 「元日」も「元旦」も単に1月1日のことと思っていましたが、元旦は1月1日の朝を指すそうです。そう言われれば「旦…

里神楽

宮廷以外で行われる神楽を里神楽といいます。 1回だけ高千穂で見たことのある神楽は「岩戸隠れ」という演目でしたが、よりエンターテインメント性の高い「大蛇(おろち)」のイメージで描いてみました。 里神楽 今年はなおびむにとってブログ元年となりまし…

芽キャベツ

お店で売られている芽キャベツはバラになっていますが、畑でこんな風に育っているんだと知ったときはちょっとした衝撃でした。 芽キャベツ 豆苗を育ててみた うちのベランダで一時期野菜作りを試みたことがありますが、午前中のわずかな時間しか日が当たらな…

注連飾る

暮れも押し迫ってまいりました。しめ飾りは1日飾りはよくないとされ、28日までには飾ったほうがよいそうです。 そろそろ大掃除もしないといけませんがついつい後回しになってしまいます。 注連飾る 車中の退屈しのぎ 新幹線に乗っている間退屈しのぎに 本を…

万両

この時期、赤い実をつけた植物が目立ちます。 万両 千両(センリョウ)も赤い実をつけますが、万両(マンリョウ)の実は下にぶら下がるようにつくのに対し、千両の実は葉から上に向いて付きます。 他に、百両(カラタチバナ)が、十両(ヤブコウジ)が、一両…

枯芙蓉

芙蓉は夏に白やピンクのあでやかな花を咲かせますが、その後には球状の実をつけ枯れていきます。これはこれで別の趣を感じます。 枯芙蓉 ゼロ円クリスマスツリー 前に拾っておいた松ぼっくりやメタセコイアぼっくりなどでクリスマスツリーのようなものを作っ…